放課後等デイサービス・相談支援事業所「なえぼん」は、特定非営利活動法人ジャイフルが運営しております。
法人(事業所)理念
私たちは、子どもたち一人ひとりの個性を尊重し、「優しさ」と「自立」のバランスを大切にした療育を実践します。温かな寄り添いの中で自己肯定感を育み、可能性を信じ、 成長を支える環境を創造します。子どもたちが安心して挑戦し、自らの力で未来を切り拓けるよう、共に学び、共に歩む支援を提供します。
支援方針
子どもたちが将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるよう、福祉・教育・医療・地域が連携し、一つのチームとして支援に取り組みます。子ども一人ひとりの個性を尊重し、安心できる環境の中で自己肯定感を育みながら、成長を支えていきます。支援の過程では、子どもたちの「できる力」を引き出し、自立に向けたステップを大切にしながら、継続的な支援を行います。
五領域
なえぼんでは、学習支援を中心に、ライフスキルトレーニングなどの療育を行います。WISC-Ⅴ、K-ABCⅡ等発達検査をエビデンスベースに一人一人の特性に合わせた支援をいたします。個々の特性に応じて五領域に基づく困り感を支援し、強みを生かす活動を大切にしています。
「認知・行動」
ひとり一人の行動や認知・特性を適切に把握し、それぞれのお子様に合った支援を行います。環境調整をしながら他者との関わり方を学べるように指導し、認知機能の発達を促すための学習プログラムを考案・実践します。子どもたちが自らの力を発揮し、安心して成長できる環境を整えることで、日常生活や社会生活での適応力を高めていきます。
「運動」
子どもたちが自身の持つ感覚を総合的に活用できるよう、感覚や認知の特性(感覚の過敏さや鈍麻など)を踏まえた支援を行います。感覚の偏りに応じた環境調整や適切な設定を考え、一人ひとりに合った方法で支援を提供します。子どもたちが安心して自分らしく過ごせる環境を整えながら、感覚の活用を促し、日常生活や社会生活の中での適応力を高めていきます。
「言語・コミュニケーション」
子どもたちが自分に合ったコミュニケーションの手段や方法を選択し、能力を向上できるよう支援します。相手の意図を理解し、自分の考えを伝える力を育むとともに、相手の言葉を受容し、自らの言葉を表出できるようサポートします。意思伝達の機会を積み重ねられるよう、環境や関わり方を工夫し、一人ひとりに適した支援を提供します。また、個々の特性に応じた読み書き能力の向上を目指し、適切な指導を行います。
「人間関係・社会性」
療育スタッフとの信頼関係を基盤に、子どもたちが他者との関わりを築き、小集団への参加の機会を持てるよう支援します。安定した人間関係を育みながら、社会性の向上を目指します。また、自己理解を深め、行動を調整できる力を養うために、自分の行動の特徴を理解し、気持ちや急激な感情の変化をコントロールできるよう支援を行います。子どもたちが安心して自己表現し、より良い人間関係を築けるよう、個々に応じたアプローチを実践していきます。
「健康・生活」
子どもたちが基本的生活スキルを身につけ、快適な生活環境を整えられるよう、遊びや学習を通じて整理整頓の力を育みます。また、時間に応じた行動の切り替えがスムーズにできるよう、一人ひとりの特性に配慮し、個々に合ったアプローチを工夫します。子ども自身が理解しやすいよう支援を構造化し、わかりやすく提案・実践することで、主体的な 成長を促していきます。
学習支援だけではなく、課外体験と言った地域の活動を通して自らの目・頭・足・体全体・心で感じながら、見たり聞いたり、話すといった様々な体験を通して豊かな人間性をはぐくんでいきます。
主な行事等
子どもたちの成長を支援する一環として、年間を通じてさまざまなイベントを企画・実施します。5月には遠足イベントを行い、10月にはBBQやハロウィンイベントを 楽しみ、12月にはクリスマス会を開催します。また、学校祭の見学や卒業するお子さんに向けた特別なイベントの企画などを通じて、子どもたちの社会経験を豊かにし、楽しい思い出を作ります。これらの活動を通じて、子どもたちがさまざまな体験をし、成長する機会を提供していきます。