〜教育、医療、福祉、地域の連携を目指す法人です〜
更新日:2017/10/25
今日は、北海道大学大学院の後藤亜矢子さん、来ていただき「算数に困難がある子どもたち」を、アメリカの小学校で実施されているAVMR検査から見られる困難さを紹介していただきました。
前方向に数を数えることはできるが、逆方向が困難な子、1桁の数を流暢に組み合わせたり、バラバラにできない、足し算と比べて引き算には時間がかかる、繰り下がりのある引き算を正確にかつ流暢に解くことが困難さ、九九は暗記しているけど3✖️4が量的にどのような様子が
よく理解していない等
また、子どもたちへの指導方法についてもご紹介いただきました。
筆算は便利な解き方ではあるけれど、数の概念に困難がある子や手続きの理解に困難な子には数直線を使った解き方や数の合成・分解を使った解き方も負荷が少なく効果的なことであると教えていただきました。
一見、アナログ的なものもあるのですが、アメリカではアプリで学べたりと、アクセシビリティが日本よりも進んでおりました。
今後、なえぼんの子どもたちにも広げていけたらいいなと思います。